『命を守る!夏の自由研究「熱中症対策ワークショップ」』を開催しました

このたび、指定管理を行う「サンライフ岐阜」にて、『1日で終わる自由研究!熱中症対策セミナー』を開催いたしました。
当日は、小学校1年生から6年生までのお子様5名と、その保護者4名、合計9名の皆さまにご参加いただきました。

バスケットボールやサッカーを習い事とするスポーツをする小学生が集まってくださり、今後のスポーツ活動に生かされる内容となりました。



実験と体験で「体のしくみ」と「水分補給」を理解する

夏場の健康管理に欠かせないテーマである「熱中症」について、以下の内容を中心に実践的な学びを提供しました。

  • 熱中症のメカニズムと体内の水分の役割
  • スポーツドリンクと経口補水液の味の違い
  • 運動前後で変化する「味覚」の体験
  • 自由研究用ワークシート(全20ページ)を活用した学びの記録

子どもたちは真剣な表情でワークシートに取り組み、味の違いや体の働きに「なぜ?」「どうして?」と興味を示しました。
保護者からは「スポーツドリンクは糖分が多くて良くないのでは?」との質問もありましたが、
管理栄養士より「糖分は水分吸収に必要不可欠」という科学的根拠を踏まえた説明を行い、理解を深めていただきました。



子どもたちから生まれた“学びの声”

セミナーの最後には、参加した子どもたちからこんな声が寄せられました。

「体の70%が水でできているって知ってびっくりした!」
「経口補水液ってしょっぱいけど、体にいいんだね!」
「運動した後は何を飲んだらいいか、考えてみたい!」

これらの声は、単なる知識習得にとどまらず、自ら考え行動につなげる“主体的な学び”の成果です。



家庭・学校・地域をつなぐ「水分補給」の再考

今回のセミナーは、参加者のご家庭で
「水分補給って何だろう?」
「どんな飲み物が必要なんだろう?」
といった話題が生まれるきっかけとなりました。

地域での熱中症予防啓発は、行政や教育現場だけでなく、企業・団体が一体となって取り組むべき社会的課題です。
私たちは、今後も実験・体験を通じた“気づき”のある学びを提供し、子どもたちの健康と命を守る活動を続けてまいります。



メディア掲載

この取り組みは、地域紙である岐阜新聞にも掲載され、多くの方にご注目いただきました。
今後も地域や企業との連携を広げ、教育的価値と社会的インパクトの高い活動を展開してまいります。